さくらレンタルサーバ vs AWS Lightsail
比べるものでもありませんが、自分がこのコンテンツを置いているさくらレンタルサーバがどの程度の性能を持っているのか把握したく、AWS LightsailのApache2と比較してみました。
さくらレンタルサーバはVPSでは有りませんので、細かな設定が出来ません。なので土俵がまったく異なるわけですが、まあ比較してみました。
比較に利用したツールはvegeta
というツールです。
それでは比べてみましょう。
さくらレンタルサーバ
Requests [total, rate] 250, 50.17
Duration [total, attack, wait] 5.022896388s, 4.983016s, 39.880388ms
Latencies [mean, 50, 95, 99, max] 57.741494ms, 52.640258ms, 88.285158ms, 123.047748ms, 428.361471ms
Bytes In [total, mean] 922250, 3689.00
Success [ratio] 100.00%
AWS Lightsail(東京リージョン)
Requests [total, rate] 250, 50.20
Duration [total, attack, wait] 5.016625704s, 4.979891s, 36.734704ms
Latencies [mean, 50, 95, 99, max] 107.021808ms, 57.016074ms, 493.557846ms, 690.055914ms, 747.622645ms
Bytes In [total, mean] 922250, 3689.00
Success [ratio] 100.00%
※それぞれのグラフの縦軸が異なることに注意ください!
グラフを見ると分かりますが、両者とも50msec位で返してきています。
- さくらレンタルサーバはそれなりに一定してる
- AWS Lightsailはバラツキがそれなりにある
です。
AWSの最初のTATが悪いのはApacheがプロセスを生成しているからだと思います。ここはapache.confで最適化できそう。
というわけで、さくらレンタルサーバ、まずまず安定していますねというお話しでした。まあチューニングされた歴史有るさくらレンタルサーバと、素人(私)が設定したAWS Lightsail Apacheだからでしょうけどね。
今後、Apache2のconfを少し調整してから再び測定する予定です(多分、AWS Lightsailもちゃんと設定すればそれなりに高速なTATが実現できるのではと思いますので)。